http://1911.seesaa.net/article/118681372.html
前回『野ばらさんの謎』
https://1911.up.seesaa.net/image/1911-2009-05-05T20:40:28-1.jpg
5月始め。開花ちゃん。
https://1911.up.seesaa.net/image/1911-2009-02-27T20:34:26-1.jpg
2月終わり。締まってる。
梅雨に潰れかけたけどギリギリ生き残った。
あぶねー。
新年会前にどっかのネットショップで「ザラゴーサ・ノバと静夜の交配→野ばらの精」ってのを見て漸く名前の由来が判明したのよね。
そんで児玉さんに「野ばらの精って日本で出来たんですか?」って訊いたら「そうだよ」って答えてくれた。
沙羅姫牡丹もナントカで~とか教えてもらったんだけど覚えきれんかった(さっき調べたら姫牡丹=E. halbingeri みたい)。
錦玉園さんまで行けばザラゴーサらしいザラゴーサ置いてるらしい。
野ばらより青くてトゲが太いんですと。
しかしまぁ新種って意味のnovaが野ばらになるとは・・・。
そりゃあわからんぜー。
今はノバじゃなくてEch. cuspidata var. zaragozae になるみたいよ。
E. cuspidata v. cuspidata
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botspezies_seite_en.asp?main=120800&menu=1&bgt=cm&genus=ECHEVERIA&gnr=1610
E. cuspidata v. zaragozae
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botspezies_seite_en.asp?main=120803&menu=1&bgt=cm&genus=ECHEVERIA&gnr=1610
E. cuspidata v. gemmula
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botspezies_seite_en.asp?main=120802&menu=1&bgt=cm&genus=ECHEVERIA&gnr=1610
Echeveria ‘Alienor’
http://www.crassulaceae.net/index.php?option=com_content&view=article&id=699:echeveria-alienor-engl-a-fr&catid=45:hybrids&Itemid=15
Echeveria ‘Coeur de Lion’
http://www.crassulaceae.net/index.php?option=com_content&view=article&id=705:echeveria-coeur-de-lion-fr&catid=45:hybrids&Itemid=15
http://www.crassulaceae.net/forum/viewtopic.php?id=528
http://www.crassulaceae.net/forum/viewtopic.php?id=529&p=1
そんときはふーんやっぱそうかーとか思ったんだけどここら辺読んでたら「日本産」ってのは確定なのか良くわからんくなってきた。
まぁベンケーネットは園芸種はちょいちょいアレレな記述があるからなぁ。
海外だとザラゴーサノバと静夜の交配ってこと自体知られてないけど日本では一部知られてる・・・ということは日本で出来た交配種ともいえなくもない。
中西さんとかそんな人が作ったって聞いたかな?
もうわかんねーや。
ザラゴーサらしいザラゴーサと野ばらさんで比較してみたいんだけどご覧の栽培技術ですからねー。
またいつか長野まで行ったときに比べさせてもらおうかな。
とにかく!
野ばらの精は原種じゃないってことさ!
だからE. mexensis とか E. mexicensis とかE. mexicensis ‘Zaragosa’とかはダメじゃ。
メイドインジャパンで確定ならE. ‘Nobara-no-sei’なんだろけどね。
当時の刊行物で発表されてないんかな。
ちなみにエケベ本には『‘Mexecensis’- Could be a E. peacockii hybrid』って書いてる。
良くわからん雑種くらいの扱いか。
少しずつ謎は減ってるってことかね。
--
日本語が栽培品種名になってるときどうローマ字にするかイマイチよくわかんない。
http://www.haworthia.net/journal21.2.html
野ばらさんは『‘Hakugin-no-tsuyu’ 「白銀の露」』の表記を参考にしてみた。
確か1単語ずつ最初の文字は大文字になる(‘Blue Bird’みたいな感じ)と思うんだけどこの場合はno、tusuruは小文字。
横文字圏の名前でもvon とか de とか前置詞みたいのは小文字が多い。
『‘Garasu-zaiku’ 「ガラス細工」』の場合はガラスと細工の2単語ってことかな。
『‘Hakuja-den’ 「白蛇伝」』は白蛇伝で1単語じゃなくて白蛇と伝に別れてる。
『‘Senjo-kan’ 「仙女冠」』も同様、仙女と冠に別れてる。センニョじゃないんだー。
それっぽい本でもハイフン挟んだら大文字になってることもある。
あんまキッチリ決まってないのかな?
発音的な区切りのハイフンかな。
ベルサイユのばら DVD-BOX(1)


Comments
エドアルダ
まさか、野バラがnovaとは・・・。そりゃ、気付かないよ~。私も、いつか本物のザラゴーサ見てみたいです。
1911
日本に入ってきてるということなんでたまにザラゴーサで売ってるヤツの中にも当時ザラゴーサ・ノバで入ってきたヤツが売ってることもあるはず。
それっぽいのがあったら買ってみるのもいいかもです。