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ロジャー・ジョーンズ
100809_121055.jpg

×Pachyveria ‘Roger Jones’

https://1911.up.seesaa.net/image/1911-2009-05-24T20:32:58-1.jpg
去年5月下旬

海賊っぽい名前のパキベ。
結構苦戦中。
親不明。
前回赤花なのと顔付きから「デレンベルギーとグルチニカウレじゃねーか?」みたいなこと書いたんだけどICNでも同じような推測がこの前書き足されてた。
アイゴー!ウリの記事のパクリニダ!
冗談はさておきあっしの予想能力も悪くないなって感触でイヒヒ。

そんなワケで他のパキベメモ。

×Pachyveria ‘Enigma’
http://www.crassulaceae.net/index.php?option=com_content&view=article&id=1041:xpachyveria-enigma-en&catid=55:cultivars&Itemid=21

―交配親とか詳しいこと不明。
―オージーでグラプトベリア・パラドクサで通ってるけど全然グラプトベリアじゃない。
―パラドクサはゴッソの古い交配種の名前なので新しい名前が必要だったからエニグマにしたった。

んん〜?って感じ。

×Pachyveria ‘Paradoxa’
http://www.crassulaceae.net/index.php?option=com_content&view=article&id=232:x-pachyveria-paradoxa-engl&catid=55:cultivars&Itemid=21

これがゴッソさんの記述。
E. setosa × P. oviferum ですと。
×P. ‘Enigma’の写真を見ても十分 E. setosa × P. oviferum っぽいぞ?
花なんかかなりセトーサの特徴が出てる感じ。
セトーサの交配にしては毛がねぇ!ってのが根拠なのか知らんけどゴッソさん「セトーサの交配でありながらオビフェラム的なスベスベマンジュウガニで見ただけじゃ交配親はわからんだろうね」みたいなこと書いてる件。
オージーで属名は間違っててもパラドクサって名前が残ってたんだしこりゃあチョンボ臭くないかね?

フライド続報。
「フライドってホントは‘Friede’でフリーデなんだよ。ドイツ語なんだよ。今なんかICNで×Pachyveria ‘Mulleri’に直されてるよ。」のアレ。
が、わたくし閃いたのです。
×Pachyveria ‘Mulleri’のとこ見てください。
話はそれからだ。

×Pachyveria ‘Mulleri’
http://www.crassulaceae.net/index.php?option=com_content&view=article&id=483:xpachyveria-list-m-to-y-engl&catid=87:list-cultivars&Itemid=21

Pachyphytum oviferum × Echeveria derenbergii
―“Rosettes not very densely leafy, about 10 cm. in dia.; L. 4,5 cm long, in the upper part 15 ? 17 mm. broad, 1 cm. thick, at the end with a little mucro, upper surface flat to somewhat concave, back surface very convex, blue-green, somewhat pruinose.”

P. oviferum × E. derenbergii ・・・なんとなくスルーしてたけどこれはなんか引っ掛かるぜ?
そこでその下にある×Pachyveria ‘Pfitzeri’のとこ見てつかぁーさい。
P. oviferum × E. elegans ですよ。
こっちのがフライド的な顔になるのでは?
白黒写真は大株で詰まってるっぽいからアレだけど横顔とかはフライドな顔。

P. oviferum × E. derenbergii で思い出すのが×P. ‘Calypso’ですよ。

×Pachyveria ‘Calypso’
http://www.crassulaceae.net/index.php?option=com_content&view=article&id=482:xpachyveria-list-a-to-l-engl&catid=87:list-cultivars&Itemid=21#calypso

アイリン・ラインワルティとかで売ってて‘Elaine Reinelt’から名前変えられたヤツ。
これも交配親不明で‘Elaine Reinelt’で特別に記載があるワケでもなさそうなので古い交配種って可能性もある。
個人的にはフライドで売ってるヤツのホントの名前が×Pachyveria ‘Pfitzeri’で、アイリンのホントの名前が×Pachyveria ‘Mulleri’っぽい気がするねー。
顔を見る限り。
どうなんだろねー。
両方ともドイツの W. Muller の交配種で P. oviferum のほうが種子親で似た感じの設計思想みたいのを感じるし。
たぶん合ってると思うんだけどなぁ。
「思い出した!ありがとう!私の本当の名は×Pachyveria ‘Mulleri’!」みたいに喋りかけてくれんかね。
千と千尋の神隠しみたいに。

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カリプソにジョーンズ。
スパロウとかターナーとかバルボッサとかまだかいな。

The art of spirited away―千と千尋の神隠し (Ghibli the art series)
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