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カルニさんを2個体
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一枚目は長野ツアーでゲッツしてきた頃の画像。
花伸びてるのは最近の。
咲くの待つの飽きた!
「銀明色よりちょっと大きくて違うモノ」らしい。
銀明色ってのは昔 E. carnicolor も1タイプに付けられた名前だけど、これも結局 E. carnicolor で銀明色とは別なクローンといったところ。
表面パピってるし、花の出方・つき方とかもまんまそんな感じ。
何気にモラニーのようなキラキラパピりエケベなのでオススメ。

そういえば『コッキネア・プエブラ』とかいうクソなラベルで出回ってるのと同じモノかな?

http://www.google.com/images?hl=ja&oe=sjis&q=%E3%82%B3%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%8D%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%97%E3%82%A8%E3%83%96%E3%83%A9&um=1&ie=UTF-8&source=og&sa=N&tab=wi


Puebra に生えてる Echeveria coccinea
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botspezies_seite_en.asp?main=120670&menu=1&bgt=cm&genus=ECHEVERIA&gnr=1610
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botanzeige_scan_en.asp?gnr=1610&scan=120670-1&cat=1&name=Echeveria

まだ E. pubescens で売ってることのが多いかな?

とりあえずコッキネア・プエブラというラベルは「誰だこんないい加減なラベルを最初に挿しやがったヤツは!」と夜叉のような顔をしながら投げ捨ててください。

*

Echeveria carnicolor
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botspezies_seite_en.asp?main=120560&menu=1&bgt=cm&genus=ECHEVERIA&gnr=1610
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botanzeige_scan_en.asp?gnr=1610&scan=120560-1&cat=1&name=Echeveria

Echeveria listings-C
http://www.crassulaceae.net/index.php?option=com_content&view=article&id=185:echeveria-listings-c-uk&catid=93:list-species&Itemid=15

ICNにはちょっと前までナンバー違いで何クローンか載ってたんだけど整理されちゃったみたい。
他のページもなんか色々整理されちゃってるわ。
とにかく E. carnicolor も ナンバーとかクローン違いで結構顔のバラつきがあるのでせふ。
小さめで☆型みたいになるのが前から銀明色と呼ばれていた個体みたい。

カクタス長田ブログ: 原種エケベリア
http://www.cactusosada.com/index/2009/09/post-b767-2.html

その2のほうが元祖・銀明色かな。
その1はウチにあるのと同じかも。

出来れば春、朧月の開花まで待って欲しかった。
E. carnicolor ってのはなかなか古典なエケベリアで1874年に記載されてる。
まだチョンマゲがいるような時代よ。
日本の夜明けぜよ。
スゲーいっぱい交配に交配にも使われてるんで資料的にもグー。
そんなクラシックと朧月の交配とか燃えるじゃありませんか。
今年も貰った花芽でランデブーチャンスは一輪だけあったんだけどダメぽだったんでリベンジしたくてのう。
上手いこと春まで咲き続けてくれー。

*


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飛鳥山時点


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最近

アスカマウンテンでゲッツしてきた個体。
最初見たときは「葉っぱ上向いてるし何コレ?」って感じだったけどこれも結局 E. carnicolor っぽい。
色はほぼ同じ。
パピりは上のに比べると気持ち少なめ。
「●園から来たから根岸さんがチョメッたヤツかもね」とのことなんで交雑種の疑いもあり、だったんすけど少し成長具合を見たところ色・質感がほぼ同じなんで雑種ではないと思われます。
コッキネア・プエブラで出回ってるのはこっちのが近いかな。
まぁそれはどうでもええです。
エケベリア伝統芸能・分頭と見せかけて花芽!のパターンを期待したいけど E. diffractens とか E. carnicolor の花芽はグリグリしたカワイイやつなんでそのまま分頭だろうね・・・。
貰ってきた花芽は確か葉幅が広くてこっちの顔に近かったかな?
ナイスなクローンだと思いますよ。

そんなワケで国内に流通している E. carnicolor は今日載せた2つと銀明色のを合わせて少なくとも3タイプはあるという感じです。
『ワイはキラキラエケベをコンプリートしたいんや!』って方は錦玉園にGO!

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carni-colorってのは肉の色。
カルニ=肉。
ジョジョにカルネっていたべ?
アレはItalyで肉って意味。
Carnivalも訳せば謝肉祭。
起源は(肉類とかの)断食前のドンチャン騒ぎとか食い溜め、みたいなお祭り。
つ ま り !
我々がビッグバザールだと思ってたのはホントはビッグカーニバルだったんだよ!

Ω ΩΩ < な、なんだってー!?

肉食の思想―ヨーロッパ精神の再発見 (中公新書 (92))
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