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そらベルバラはロンギシマよ
ベルサイユのばら 全5巻セット (集英社文庫(コミック版))
ベルサイユのばら 全5巻セット (集英社文庫(コミック版))


例によって自前画像持ってないです。
「ベルバラ= E. longissima 説」の駄目押しが出来る感じなのでいってみよー。
ちなみにベルバラ作出者の方にこの話をすると突っぱねられるらしいっす。
えー。

RODDYさんとこのベルバラ&花
http://blogs.yahoo.co.jp/cocobj4/31989622.html

うーん個性的な花だなぁ。

Echeveria longissima var. longissima
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botspezies_seite_en.asp?main=121680&menu=1&bgt=cm&genus=ECHEVERIA&gnr=1610

以前は現地株は載ってなかったような気がするんだけどいつのまにか掲載されてた。
右下の画像がまんま一緒。
もちろん花も同じ感じのヘンテコ花。
これはもうどう考えても ベルバラ = E. longissima だろー。
詰んでるだろー。
これでもベルバラは交配種なんて言うヤツがおったらそらもう・・・どうかしてるぜッ!
E. moranii もそうなんだけどこの手のやたら焼け易いエケベリアっていうのはバイラスとか株の疲れとかではなくて現地でもこうみたい。
よーく遮光すれば焼けは減らせる。
アエオにも一部この手のヤツがある。

Echeveria longissima var. aztatlensis
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botspezies_seite_en.asp?main=121710&menu=1&bgt=cm&genus=ECHEVERIA&gnr=1610

flickr でロンギシマ
http://www.flickr.com/search/?w=all&q=echeveria+longissima&m=text

*

新年会で『ベルバラ』と『アズタトレンシス』で並んでたんだけど勿体無いなぁと思う。
E. longissima var. longissima 】と
E. longissima var. aztatlensis 】で
並んでるのでは迫力が違いますよ。
買い手へのアピール力・コレクション価値がだいぶ違ってくる。
ラベルのせいで鑑賞価値が落ちてる植物っていうのは非常に勿体無い。
原種なのにワケのわからんラベルになってるパターンは個人的に最悪だと思う。

E. bifida(でいいと思う) → アロンソイ(海外時点で取り違えとかそんなんだったかな?)
E. diffractens → パルメソラ(産地が Palma Sola なせい)
E. longissima → ベルバラ(雑種化失敗の自家受粉か、ただの取り違え)
E. pringlei var. parva → グストとか森の妖精(後日詳細)
E. subcorymbosa (Lau30) → エクスパルチカ(Abbey Garden のやらかし&読み間違い)
E. unguiculata → ミクイアナ(産地の1つが Miquihuanaなせい)
G. pachyphyllum → パキ・ミクロカリックス(意味不明)

逆に原種のラベルが挿さってるけど雑種なのは E. harmsii
ハムシーで売ってるモノはほぼ全て E. ‘Pulv-oliver’。
ホンモノの E. harmsii は錦玉園くらいにしかないです。
あと E. turgida
ツルギダで売ってるモノは大和錦系の雑種。(ICNで E. ‘Glory’って名前にしてる)
ビフィダで売ってるモノも E. bifida ではなくて関係無いクレムネリア。
原種が絡んでるパターンは割りと資料突きつけてバチコーンと出来ることが多いけど交配種は名前に有効性のあるモノが少ないんで名前がグチャグチャになってると厳しい。
間違ったほうが既成事実化してなし崩しになってたり。

間違いが出るのは仕方ない部分があるとして、問題なのはベンケーソーに関してはラベルを疑う人が少ないという所にあると思う。
あとカタカナでちょちょいと書かれたラベル。
読めなかろうが発音出来なかろうがアルファベットのまま書いて欲しい。

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ニュースにもゲッソリしてきたし出し所が微妙でメモ帳に眠ってた長いネタでも投下してみようかと。
どんだけ読みに来てくれるのか知らんけど読みに来てくれた人的には更新があったほうが少しは楽しいだろうし。

ブラックマヨネーズ吉田敬のぶつぶつ (ヨシモトブックス)
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