日本も大変な状況だが海外への貢献活動も忘れてはならない。
今年は南アフリカへ行ってきた。
ついでに野性のハオルシアを観に行ったのでそのときのことをレポートしようと思う。
空港・市街地から郊外に移動するとすぐに野性動物の楽園だ。
正義感溢れる百獣の王ライオン様が姑息な悪党ハイエナ野郎と戦っている。
ヨハネスブルクもサバンナも変わらずの弱肉強食だ。
途中出会ったマサイ族らしき若者はケータイ片手にコーラを飲んでいた。
ハクナマタタを口ずさみながらハオルシアの自生地を目指す。
木陰の辺りを捜索してみると早速多肉植物を発見出来た。
いわゆる十二の巻で知られる Haworthia fasciata が自生している。
後ろに見える茎は Senecio sp. だ。
セネキオというとマダガスカルだがここ南アフリカでも自生しているようである。
マダガスカルとアフリカ大陸が繋がっていた証拠の1つだ。
流石にアイアイやカメレオンはいない。
アロエも見ることが出来た。
画像右側は Aloe aristata だ。
ハオルシア同様背の低いアロエは木陰に潜んでいる。
小さい黄緑色の植物は Sedum uniflorum 。
南アフリカのベンケイソウ科植物といえばアドロミスクスやクラッスラの印象だったので驚いた。
どこにでも生えているものである。
流石万年草といったところか。
パンゲアの時代の名残かもしれない。
画像左側にはハオルシアも写っている。
キンビフォルミス系のハオルシアとレツーサ系ハオルシアの浸透交雑が進んだ新種と思われる。
どことなく宝草に似ているのは気のせいだ。
まだまだ見足りないがベンケイソウ科の交配をしなければいけないことを思い出し日本に帰ることにした。
『金網電流デスマッチ in Springbokvlakte 』などの企画が消化出来なかったのが心残りだ。
また来る機会があれば H. marxii や H. livida の
さらば Republic of South Africa !
Comments
caerulea
旅に出たんですね。
1911
来年何やろー。