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１１月下旬
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８月始め
スゲーギチギチ。
キレイに撮れないんだけど現物は青白いのから黄色っぽいのもあって意外とカラフル。
これもうどうすればええんよ。
苗の影もチビ苗で埋まってる。
見込み薄いのは捨てて良さそうなのピックアップするか。
そのまま鉢増し的なことをしてもう少し扱い易いサイズになるのを待つか。
場所があればポリポットに個別に植え替えてスッキリしたいけどそんなスペース無し。
ちなみに同じ感じのがもう１鉢（というか１パック）ある。
おお、もう・・・。
兄弟苗全てに同じ名前を付けて販売している人いて、最近ハオルチアでもそれが問題になり始めている。
わかる人はわかると思うけどあの辺。
関西某園主さんも困ってて最近良く呟いてる。
原種だろうが交配種だろうが実生苗は一本一本個体差がある。
原種なら同産地のモノ同士で実生すれば多少の顔の違いがあっても同じ学名で呼べる。
E. laui なんかはそれなりに個体差があっても E. laui と認識出来るし、 E. laui と呼べる 。
問題は交配種・園芸品種。
これは顔が原種よりもバラつき易いし、原則的に園芸品種名・個体名は１つのクローンに付けられるべき。
ＡとＢを交配して種子の数だけＣが出来た→Ｃ全てを‘ナントカ’で販売
これはアウツ。
同じ花・フルーツの兄弟でも顔は違う。
ピクタ×ピクタでもそう。
キッチリ選抜して、一番良い個体にだけ名前を付けてそれをせっせと栄養繁殖するのがスジ。
ハオルチアには「ナンタラの兄弟」みたいな慣例もあるんで尚更どうかと思う。
エケベリアでも少し前にテキーラサンライズってヤツが問題になった。
兄弟全部がテキーラサンライズで売り出されて顔がバラバラ。
（余談だけどテキーラサンライズに関しては蒔いた人と売り出した人が違うとか色々あるみたい。）
中には「エケベリア‘ナントカ’！実生苗で一本一本が顔が違うので世界で一つのエケベリアになります！」とかオクの説明で書いてる人もいてねぇ。
モノは言い様、というよりはミスリードを誘うアレな売り文句だと思う。
一番良い個体が既に抜かれているなら選抜落ちを同じ名前で売ろうししているワケで。
兄弟全部同じ名前で売ることが問題が無いと認識しているのか売上金額的なことで故意にやっているのかわからんけどいずれは信用を落とすことになるだろうね。
最近ならデスメチアナとストリクチフローラの交雑種の兄弟が白化粧だとかローズライトだとか組み合わせだけラベルに書いてあるのとか色々出てる。
なんかもう良くわからん。
どこまでクローン？
個人的には似たような兄弟苗に別々に名前を付けて売り出すのもどうかなって気がする。
一番に良いクローンの価値が返って下がっちまうような気がするんだけどね。
並べなくてもどっちがどっちってわかるくらい違うならアレだけど。
ざっくり言えば「蒔いた生えたの見選抜雑種に食いつき良さそうな名前を付けて売り払うのはどうかと思う」ってことで。
ハオルチアなんか逆転現象が起きてて取って付けたような交配種名よりも「ウィミー交配種」で売ってるヤツのほうが食指が動くレベル。
ただこれはもう交配種の銘としては末期的というか。
後から個体名付くのかもしれんけど後付けするとラベルがグチャグチャになるし。
まあとにかく実生は志高くやりたいね。
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なんか大して雨降らんかったね。
まぁ明日のが晴れててキレイに撮れるってヤツよ！
良さげな交配親ゲッツできるかなー。
Comments
miyatake30
いつも濃いエントリーで勉強させてもらってます。
ハオルチア交配種の販売でそんな事があるんですね。
特徴に差がある兄弟苗を同じ名前でってのは消費としてはかなり残念ですね。
交配種は値段が高くて成長が遅いものが多いから、小苗から写真で見た親苗目指して何年も掛けて育てる方も多いことですし。
よく注意して購入したいと思います。
1911
残念ながらハオルシアでもエケベリアでも確認済みです。
ただ例は少なめだと思うんで神経質になるほどでもないと思います。
それにキチンとそういったモノであると説明してくれる業者さんのほうが多い・・・と思います。
もちろん聞かれないかぎり値段が落ちるような情報を出さない業者さんもいるかもしれませんが、業者間でも問題視する動きが強いようなのでいずれは解決なり良い方向へ向かっているのかも。
マニアックな趣味の世界というのもまた事実なので買うほうにも知識が求められるのはしょうがない部分もあるとは思いますけどビギナーさんに授業料払わせる業界が健康的とも思えませんしね。