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‘Lawrence’=‘Hana-no-tsuru’
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Echeveria ‘Hana-no-tsuru’
E. pulidonis x pallida
created by Negishi, Japan.
syn. "Pallida Prince", "Hana-no-saishō", and E. ‘Lawrence’ (ICN).


『パリダプリンス』とか『花の宰相』で売られてるモノ。
たぶん大元は根岸交配の『花の鶴』じゃないかと思う。
『花うらら』( E. pulidonis ) x 『霜の鶴』( E. pallida ) で 『花の鶴』。
根岸品種のニコイチネーミングパターンから考えても妥当かと。
他の名前を正名とするような出版物もたぶんない・・・と思う。
日本多肉の古い会報にこの辺のヤツのことに触れてるヤツがあるらしいんだけど。
たぶん『パリダプリンス』とか『花の宰相』で売られるようになったのは最近のことじゃないかと思う。

‘Hana-no-tsuru’ と書くか‘Hananotsuru’と書くかは意見の別れるとこでもあると思う。
ただ Hananotsuru だと Hana not suru みたいに解釈されてしまいそうでもあるし、読みにくいんで助詞はハイフンで繋いだほうがスマートな気がする。
スペースで区切ると Hana No Tsuru なワケだけど No が気持ち悪い感じ。
なので Hana-no-tsuru が一番良いように思える。
no が助詞なんで Hana-no-Tsuru と書くほうがよりそれらしいんだけど規約違反。

*

Echeveria ‘Lawrence’
http://www.crassulaceae.ch/index.php?TPL=10122&x270_id=2498

そんなワケで ICN にも掲載されてしまいました。
こんな花なんだー、ってまあ予想通りプリドニックイエローですわね。
半島経由とかでヨーロッパに行き、「なんやこのイリーガルエピセットは!リネームや!」の流れが続々と。
フォーラムで教えたればいいんだろうけどね。

この辺の事態を想定して対策を講じてるのがハオルシア協会。
ハオルシアの相場・交配の盛り上がりのアレで日本はトップなので園芸品種はリードして発信・発進する立場だけどベンケイソウ科はかなり受け気味。
ベイケイソウ科も対策を考えるべきじゃないかな。
新しく名前つける人は出版物掲載云々は抜きにしても「規約で禁止されてること」は把握して避けておくのがマナーじゃないかと思う。


近年のエケベ事情が凝縮した感じ。
これから未選抜の交雑種の実生が出回ることも増えてくるんじゃないだろか。
個人的には受粉作業とタネ蒔きは過程の一作業でしかなくて、能動的な品種としての改良はやっぱり選抜に尽きる。
ベンケイソウはクローン繁殖が容易なんだしやっぱり品種はクローン単位がいいんじゃないかと思う。
コレクションするにしても、交配に使うにしても、いずれにしろまずは手元にある植物の正名を確かめるのが重要じゃないだろか。
欧米の古い品種っていうのは超普及種になろうと、キチンと選抜されたり記載が残ってたりしててその辺にも価値があると思う。
あまりにヘンテコなラベルのまま交配親に使うとしょっぱいことになると思う。

観賞価値の認められるモノは知名度なり市民権を得ていつの間にか誰かしらが名前つけたりして将来的には素性不明確品種がポツポツ生き残る。
で、過渡期を過ぎるとこっそり生き残ってたモノが稀少と持て囃されたり。
ベンケイソウに限らずこれの繰り返しなのかな?
ハオルシアだと相対的な完成度がある程度分かるからいきなり再評価されるようなケースはあまりないような気がする。

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相変わらず横浜戦が面白い。
ノリさんがカッコ良すぎる。
それにしても石川キャプテン骨折が悲しい。
絶好調だったのに。

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