TITLE:

LATI-SPINA
130514_144444_ed.jpg


Haworthia latispina n.n.
H. decipiens sensu Bayer
VDV045 14km SWW of Prince Albert



https://1911.up.seesaa.net/image/1911-2012-09-18T20:52:07-1.jpg

埋め気味。
H. gordoniana と真面目交配しておけば良かった。
チョイチョイっとやったら失敗してました。
VDV451 になってるのをちょいちょい見かけますが The Genus Hworthia BOOK2 だと VDV045 です。


Decipiens としてはかなり良いと思う。
アルバート王子東側のもカッコイイ。
いずれ Dekipi Gp. みたいな方向性で改良されたりするんだろうか。
オブツーサとかピクタみたいな感じ。
種名そのものやそれをもじった名前だと後々苦しくなってくることがあるので、それ用のある程度統一概念的な名称が必要になってくる。
ゲルツクラールの "Crown" とかはアレ、品種名というよりはそういう感じの名称に流用出来んこともなさそうだけど、やっぱり産地のイメージが強い。
Corona は・・・Manzō Gp. で使用済みか。
『万象』というのが概念的な名称というヤツで、H. maughanii に対応しているというよりも Manzō Gp. という考え方。
野生型を追ってはいるがその一方で野生個体では有り得ないレベルの改良もしている、その範囲を示す名称は H. maughanii という学名よりも『万象』、ICNCP でいうところの Manzō Gp. である・・・みたいな。
『万象』を種内変異の品種、つまり H. maughanii ‘Xxx’なのか、それとも H. Manzō Gp. ‘Xxx’なのかというのは他の多くの品種に置き換えて考える必要がある。

例えば H. latispinaH. decipiens で交配したら一応雑種なワケですが、それで得られた個体は見た目的にはまんま"デキピエンス"・・・という具合。
園芸上でも H. decipiens として良いのか、H. Dekipi Gp. とするべきならば Dekipi よりもう少しスマートな名称が欲しい・・・という話で Crown とか Corona っていう単語を出してみたんですよね。
「種名そのものを Group 的な考え方で使い続けてきた弊害」ということ、かな。
Corona じゃなくて Coronet で良いか。
Circlet は違うし。

いわゆる和名の中には『万象』『竜鱗』みたいに大きな Group を指すジャンル的側面が強い名前もあるんですが、ものによっては「種名に対応している」という認識が強いものや「事実上特定の個体・クローンを指している」という個別の品種名のような認識の名前もあったり、それがまた人によって解釈が異なる場合があるんでなかなか ICNCP 用に転用するのも大変そうかなあ・・・みたいなことをここ一ヶ月ほど考えたりしてます。
うーん。


"ピクタ"や"コンプト"みたいな植物だと血統的ことは大して気にせず(途中でデンシフロラとか、分かりやすいのだとコレクタとか掛かってる) H. pictaH. comptoniana で流通したりしますが、例えばこれが H. reticulata とかに H. livida を掛けたものがリビダで売られたりすると問題視されると思う。
個人的には雑種で良いんで丈夫な量産型リビダを開発して、それなりの値段で販売して欲しいです。

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ビックリニュースのコーナー

http://haworthia-gasteria.blogspot.jp/2013/04/new-combinations-in-haworthia-genus.html
http://www.bcss.org.uk/foruma/viewtopic.php?f=1&t=158918

Alsterworthia で Gordon Rowley さんが発表したみたいです。
G. Rowley さんはアエオの名前整理してるときに良く出てきたなあ。
流し読みしたけどかなりウケ悪い。


もうちょっと分かり易くすると以下みたいな感じ。

Tulista 属◆
H. maxima とか H. kingianaH. marginata の硬葉のデカいヤツ。( subgenus Robustipedunculares
H. viscosa, H. venosa, H. pungens, H. granulata
Astroloba, Poellnitzia
Aloe aristata

Haworthiopsis 属◆
いわゆる硬葉の小さいヤツ。( subgenus Hexangulares
‘じゅーにのまき’とかああいうの。

Haworthia 属◆
草とかレツーサ型とか残り全部。
今までどおりそのままハオルッチャ。


うーん正直 Tulista 属はさっぱりピンとこない。
Aloe aristata ???
H. viscosaH. venosa も入るってことは H. scabra とか H. koelmaniorum とか H. nigra もこっちなのかな?
というか subgenus とか section の内分けも Breuer じゃなくて Bayer で考えないといけないっぽいんで手持ちの資料じゃサッパリです。


Tulista margaritifera
http://www.ipni.org/ipni/advPlantNameSearch.do;jsessionid=1C8E60CCE522C8D01AE3BBA9AC099100?find_family=&find_genus=Tulista&find_species=&find_infrafamily=&find_infragenus=&find_infraspecies=&find_authorAbbrev=&find_includePublicationAuthors=on&find_includePublicationAuthors=off&find_includeBasionymAuthors=on&find_includeBasionymAuthors=off&find_publicationTitle=&find_isAPNIRecord=on&find_isAPNIRecord=false&find_isGCIRecord=on&find_isGCIRecord=false&find_isIKRecord=on&find_isIKRecord=false&find_rankToReturn=all&output_format=normal&find_sortByFamily=on&find_sortByFamily=off&query_type=by_query&back_page=plantsearch

これをベースに古い属に再編したのかな。
そんなことより硬ハオ興味無かったけど現地の H. ohkuwai って超カッコイイね。
極まってる。
地球というか宇宙の神秘。
INIP だと "ohkuwae" で女性形になってるけど。
http://haworthia-gasteria.blogspot.jp/H. maxima のページにも載ってる。
いっぱい更新されたり写真追加されてるから見とけよ見とけよ〜。

Gordon Rowley さんはセネキオ記事でまた近いうち登場予定。






そんなことより小笠原のサヨナラHRきたああああああああああああああああああああああああああああ

復活なのか!?

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