Echeveria ‘Shirayukihime’ / ‘白雪姫’
この前ゲッツ。
チワワ選手に花芽が見えないのと、ここ数年の白エケベ品種では好きなヤツなので。
売れ残ってたのは詰まったり半分崩れてるからかな?
私はあまり気にしないです。
で、分解しました。
葉挿しで2頭のまま大きくなって片方崩れたという雰囲気でした。
あまり根っこは弄りたくなったんですが、ナイフを入れてパキッとやった瞬間の衝撃で土がほとんど落ちたっていう。
サラサラの良い土です・・・。
春に動き出して柔らかくなるのが楽しみですよ。
モジャモジャしているほうも早く解体したいですよ。
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2011年春の植木市で。
花は「黄色+オレンジ+ちょいピンク」みたいな色で、日本語では説明しづらいです。
日本語というのは色の名前というのが少ない気がします。
古来の芸術家たちは無限の色彩を自然界から抽出し、その色、すなわちを光を表現するために時には命がけで毒性の物質や高価な鉱物を絵の具として使用してきました。
正確な人物デッサンをするために当時の宗教観からは異端扱いされても人体解剖に踏み切ったり、自然界の法則性を数学的に分析したりと芸術家は最先端の科学者でもあったそうで・・・何の話?
http://www.felissimo.co.jp/500/pc/zukan/
花の色は萩の夏蜜柑色〜雪降る夜のペチカ色のトーンという感じです。
どないやねん感。
RHS 御用達のカラーチャートとかいうので表現するほうがツウっぽい。
Parentage に関しては不明ですが、花茎の伸び方(展開)が E. lilacina 、花弁の色が E. pulidonis 系統という雰囲気です。
比較的葉っぱが硬いので "プレリンゼ" (‘Ileen’)と E. lilacina あたりが本線でしょうか。
‘白雪の華’ は兄弟で、細葉の個体をセレクトしたものだそうで、そっちを見ると当たらずとも遠からずというところじゃないかなあと思ってます。
(極初期の流通段階で‘白雪姫’ と ‘白雪の華’ がゴッチャになったそうで、そのゴタゴタがまだたまに残っていることも。)
まあ品種にとって Parentage は本質的に不問です。
分かったほうが面白いというだけ。
問われるのは結果の観賞価値のみ。(野菜とか果物とかなら味とか生産性)
そんなことより ‘白雪姫’ です。
この手の発表具合が不明確なものに関しては "ダブルクォーテーション" で括って「品種名そのものではなく、いわゆる"何々"」みたいな感じで表記することもしてきました。
それでも、形態的特徴の一貫性があり名称と対で認識を共有・周知して既成概念としているものに関しては品種名としての妥当性を有していると見做すのが適切なので‘白雪姫’ は ‘白雪姫’ です。
ザックリ言えば大方の愛好者がラベル無しでも「コレは‘白雪姫’やんな?」と識別出来れば良いということです。
「‘○○’ には色んな顔違いがあるんやで」という方便(個人的には詭弁だと思います)で形態的特長の一貫性を著しく欠いているものや、「コレは売ってる業者によって名前が違う」という品種名としての先取性・優先権が不明なものに関しては NO です。
必ずしも紙媒体での発表が必要ではなく、所定の項目を全部ではないにしても要所やある程度のポイントを満たしていれば品種名としての有効性が生まれるという説。
もちろん所定の手続きを踏んでいるに越したことはないと思います。
そのほうがグチャグチャにならないのは間違いないです。
‘Princess Snow White’ みたいに翻訳したらダメですよ。
‘白雪姫’ は ‘Shirayukihime’ 。
何の捻りも無く今年も ‘Derenceana’、‘Lola’ と交配予定です。
中型白エケベ。
今年は薄っすら E. pulidonis みたいな交配ばっかりになりそうです。
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この苗が梱包されてた新聞紙は信濃毎日で、スポーツ欄でしたよ。
ロッテ田村がオリックス平野からサヨナラヒットの日。
「金澤がおるんだから代打出せよ!」とか怒ってた気がします。(金澤は監督的に捕手失格扱い)
ロッテの捕手にはプロ野球史上2人目のとんでもない新人が入ったみたいですが・・・。
かなりイケメンですよ。
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