Haworthia ‘Murasame’/ ‘村雨’
ズングリ窓大きめながらもシャープなシルエットで青窓!ということでハオルチアを始めた初期から一貫して好きな感じのヤツです。
7年くらい前にソックリな植物が以下のようなラベルで極少数販売されてました。
国内だと一回だけRさんで売ってたくらいでしょうか。
H. decipiens var. “cooperoides”JDV91/141 NE Steytlerville
H. subularis (H. subralis )
それから色々と上記のデータっぽいものは見かける度にチェックしてましたが、黄緑な色調のものだっかりでした。
まあ、 H. pellucida ですか?
青いヤツは輸出入の際の何かの間違いだったんでしょう。
で、時は過ぎまして。
国際の写真集2巻になんかよくわからん青いクゥペリ的な写真が載ってて、後日‘村雨’として訂正発表されました。
http://www.haworthia.net/journal.s3.html
その後 H. harryi ‘Murasame’ という表記で他所様の画像を見かけたりしていると「アレこれ前から欲しかった “cooperoides” やら H. suburalis やらのヤツとソックリじゃね?」みたいな。
めちゃくちゃよく似てます。
具体的には各部分のノギの長さとか。
今となってはよくわかりませんが結果的にはもう個人的には「クーペロイドサブちゃんは‘ムラサメ’だったんだろう!」ということで終結しました。
おしまい。
‘村雨’は品種名総覧の素性欄だと「 cooperi(harryi?) 」ということになってます。
H. harryi 的な中地区に由来するか、H. cooperi というかオブトな感じの東地区に由来するのかは花期である程度分かるんじゃあないかなと思います。
H. harryi とかあの辺は開花が遅めなので。
どうだろ。
でもまあ確かに見た目と質感的に東地区より中地区な印象は強いです。
byssina-ionandra あたりと harryi との中間くらいの感じ。
ラテスピナに花粉つけてぇな。
規約上、属名と品種名の間に種小名があろうがなかろうが同じ品種で、種小名は別にどうでも良い的なことになってます。
どうでも良いのか細かい規定らしいものがないらしいです。
まあ「雑交してない種内レベルでのセレクト由来の品種」というのが多数派な認識だとは思いますが、「分類学じゃない園芸でなら雑種でも違和感なければ近い種の学名でも別にいいじゃない」的な考えもあるみたいです。
証明しようがないところもあるし、この辺はまあなんとも言えないです。
Genus species ‘Cultivar Epithet’
Genus ‘Cultivar Epithet’
いずれにしろこれはどっちでも同じ。
‘Cultivar Epithet’ が重要。
品種名があるなら種小名は要らんです。
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いやー開幕しました。
オリックスの開幕戦の呪われっぷりは凄いですね。
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