Senecio ‘Hippogriff’
最近 "ドルフィンネックレス" とか "イルカネックレス" なんて商品名で呼ばれて人気になってますが、本来は Senecio ‘Hippogriff’です。
(Senecio peregrinus で流通していることのほうが多いけどまず無効名)
https://www.cactuspro.com/lecture/Succulenta/Succulenta-2005/page-141.en.html
専門性を売りにする業者や、コレクターがコレクションとして手元に置くならキチンとした名前(正当性を持ち合わせた学名または栽培品種名)で管理することに努めるべきです。
当たり前のことなんですが、いつの間にやら名前が挿げ替えられたかでっち上げられていたりするんで注意して欲しいです。
これくらい個性的な植物なら名前が違っても見た目で判別可能で、ダブって買うことはないと思いますが、ラベルがないと識別が難しいエケベリアなんかだと・・・。
ハオルチアの‘ジェリーフィッシュ’って呼ばれだしたあのオブツーサ系のヤツも4種類くらい名前違いみましたね。
栽培環境とかサイズでかなり違って見えるんで、ちゃんと統一出来るのかな?
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NPBホームラン通算10万号がマレーロって。
筒香10万1号でおしかった・・・。
Comments
たむらいん
ドルフィンネックレス…じゃなくてヒポグリフかわいいですよね。
でもネックレス系はグリーンネックレス錦以外はうじゃうじゃ増えて手に負えないのでもう買わないことにしました!がまんがまん
雑貨屋さんとかでもリメ缶やアンティーク調の鉢に植えられた多肉が結構いい値段でたくさん売ってますけど、インテリアとしての扱いなんですよねえ。生き物じゃなくて。(原型がわからないほど徒長してたりして痛々しい)
名前がかわいい方が売れるというのはわからないでもないけれど、ついでに小さくてもいいから学名も書いてあるといいですよね。
育て方を調べやすいし。
昨日、土を買いに園芸店に行ったらついうっかり「うすむらさきオブツーサ」というものを買ってしまいました。
なんなんでしょうねこれ??
シンビに「サラダ菜」「美・サラダ菜」とかって名前がついてたり。
ちょっと方向性についていけない感じです。
1911
間口が広がるなら良いんじゃないかと最近は思ってます。
そこに卸す業者さんもいるわけですし。
国際栽培植物命名規約にも非推奨ながら「 Trade Designation (販売名)」というのがありまして、そこでは「商品名は書体とかを別のものにして、後ろに本来の品種名も書いておこうね」みたいな規定があるんですが、やっぱり形骸化は避けらず。
多肉以外だと多少守られてるのかもしれませんが。
紫オブツーサを小型で赤味を強くしたような ‘薄紫’っていう品種が協会方面から出てたような気がしますよ。
(いわゆるドドソンみたいなのよりだいぶ小さめ?)
ただ、オブツーサに関してはある程度専門性を売りにした販売所でないと「普通のオブツーサ」というか H. ikra っぽいのに色だけで判断して薄紫とかつけて売っちゃうかも?