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Some new combinations
in
Haworthia. Haworthiopsis. Tulista.
by Ingo Breuer

Alsterworthia International Special Issue No.11
25 June 2016


ISSN: 1474-4635





New combinations in Genus Haworthia - G. Rowley created 3 new genera.
http://haworthia-gasteria.blogspot.com/2013/04/new-combinations-in-haworthia-genus.html


2013年くらい、Gordon Rowley さん達が Haworthia 属を「 Haworthia 属、Haworthiopsis 属、Tulista 属の3つに別ける」という驚きの分類を発表しました。

ザックリ説明すると Haworthiopsis 属は小さめの硬葉ハオ、竜鱗系、リミフォリア、コエル、ビスコーサ、ニグラ、ソルディダとか。
Tulista 属はデカい硬葉ハオ。
残りはそのまま。
玉万もそのまま Haworthia 属。

ピンと来ない分類だな・・・と思って、どうでも良いかとあまり気にしてませんでした。
が、Breuer さん・・・一部採用しました。
さらに!
色んな種をガッツリ変種に組み込みまくりました。
なんてこったい。
そんでもってその種名のリストがこの冊子にまとまってる、という具合です。

元値15ユーロくらいで、イベントなんかだと3000円くらいで買えると思います。
28ページの冊子なので結構割高感があるような感じですが、この手のジャーナルはそんなもんです。
The Genus Haworthia BOOK1、およびBOOK2 から新しい写真はほぼ無いかな?
表紙の H. badia var. joleneae くらい。
分類の状況、方針なんかが2ページ、おニューな分類、コンビネーションの記載とそのリストが8ページ。
「これがこの変種に組み込まれたの???」とかそういった楽しみ方が出来る人向けです。
写真が見たいなら The Genus Haworthia、特に BOOK2 のほうが全然オススメです。

ガッツリ変種に組み込みは Aggregate (Series みたいなもんらしい)を species ランクにしてその中の種を変種扱い・・・みたいな感じらしいです。
ただし例外も多いし、もっとザックリ気味なので何ともです。
というかもう良く分からん。
中途半端になると思うんだけど・・・どうなん?

http://www.ipni.org/ipni/advPlantNameSearch.do;jsessionid=0AD2D60D78DF7730B68E0B53122EFE97?find_family=&find_genus=Haworthia&find_species=&find_infrafamily=&find_infragenus=&find_infraspecies=&find_authorAbbrev=Breuer&find_includePublicationAuthors=on&find_includePublicationAuthors=off&find_includeBasionymAuthors=on&find_includeBasionymAuthors=off&find_publicationTitle=&find_isAPNIRecord=on&find_isAPNIRecord=false&find_isGCIRecord=on&find_isGCIRecord=false&find_isIKRecord=on&find_isIKRecord=false&find_rankToReturn=all&output_format=normal&find_sortByFamily=on&find_sortByFamily=off&query_type=by_query&back_page=plantsearch

こんな感じ。
見づらいよ!って人はペーパーで買う。

***

H. fluffa (MBB6910 SE of De Plaat) は sensu Bayer の 'puberula' 、つまりチョイ毛のイザベレとかグラキリスな感じの草ですが、まだイガイガ玉と取り違えられてね?(数年ぶり2回目)
なんとびっくり H. jansenvillensis var. fluffa になってます。
いやいやいや・・・。

***

Rowley さん達は Astroloba 属(+ Poellnitzia 属) と Aloe aristata(!)も Tulista 属だとしていますが、Breuer さんはこの辺は採用してないようです。
リストに無いんでアストロのままかな?

アストロ参考
http://haworthia.ldblog.jp/archives/42152458.html

Aloe aristataTulista 属というかデカ硬ハオと交配出来るなら面白いハナシですが。


色々と属を別けた場合の雑種属。

Aloe x Tulista →→ xAltulista
Gasteria x Tulista →→ xGastulista
Gasteria x Haworthiopsis →→ xGasworthiopsis
Kumara x Tulista →→ xKumalista
Haworthia x Haworthiopsis →→ xHawiopsis
Haworthia x Tulista →→ xTulworthia
Haworthiopsis x Tulista →→ xTulworthiopsis

コンプトxベノーサとかあったと思いますが、ハウィオプシスになるのか・・・。
ついでに AstrolobaHaworthia の雑種属名は xAstroworthia です。
いやあもうワケわかりませんね。
Astroloba 属を Tulista 属としないで交配したら xAstlista とかかな。

***

H. joleneaeH. badia の変種にコンバートされてしまったのです。

http://haworthia-gasteria.blogspot.com/2015/02/haoerthia-mirabilis-joleneae.html
http://soilandroots.com/desert-plants/Haworthia/joleneae/haworthia-joleneae.html

http://haworthia.ldblog.jp/archives/33602878.html
これもそうじゃあないかなと。


触れ込みはツルッパゲの H. bobii とかだった気がするんですが。
H. badia の変種ってのはなんか違和感。

***

http://www.ipni.org/ipni/advPlantNameSearch.do;jsessionid=5E619285F20DF6CAC1625DBECA6BBAD8?find_family=&find_genus=haworthiopsis&find_species=&find_infrafamily=&find_infragenus=&find_infraspecies=&find_authorAbbrev=&find_includePublicationAuthors=on&find_includePublicationAuthors=off&find_includeBasionymAuthors=on&find_includeBasionymAuthors=off&find_publicationTitle=&find_isAPNIRecord=on&find_isAPNIRecord=false&find_isGCIRecord=on&find_isGCIRecord=false&find_isIKRecord=on&find_isIKRecord=false&find_rankToReturn=all&output_format=normal&find_sortByFamily=on&find_sortByFamily=off&query_type=by_query&back_page=plantsearch

Haworthiopsis 属のリスト。
クッソ面倒くさい感じになってきました。

***

更新されてるよ!

http://haworthia-gasteria.blogspot.com/2009/10/october-2009-1.html
 
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BOOK1 に引き続き一緒に輸入してもらいました。
ありがとう!

裏表紙は Part1 が H. nigra 、Part2 が H. davidii

変更点としては BOOK1 はツルテカしたちょっと硬い紙質だけど BOOK2 は若干薄く、サラついた感じ。
表面のアレの違いかな。
あと BOOK1 は厚紙表紙の糊付け綴じ(?)だけど BOOK2 はホチキス綴じ。
その辺はまぁたいしたアレでもないんですが、肝心の写真はクオリティアップしてます。
BOOK1 の写真は正直小さい上に不鮮明な部分があったりするけど BOOK2 は結構改善されてる。
紙質も相まってか印刷のノリが良くなってる気がする。

個人的にはIBナンバーと採集ナンバー+地名が網羅されてる感じなのが便利。

Part2 P.116 の『IB16976 GM676 Heimersrivier』が H. sp. になってる。
これは H. truterorum だよね。

http://www.ipni.org/ipni/idPlantNameSearch.do?id=77117106-1&back_page=%2Fipni%2FeditAdvPlantNameSearch.do%3Ffind_infragenus%3D%26find_isAPNIRecord%3Dtrue%26find_geoUnit%3D%26find_includePublicationAuthors%3Dtrue%26find_addedSince%3D%26find_family%3D%26find_genus%3Dhaworthia%26find_sortByFamily%3Dtrue%26find_isGCIRecord%3Dtrue%26find_infrafamily%3D%26find_rankToReturn%3Dall%26find_publicationTitle%3D%26find_authorAbbrev%3Dbreuer%26find_infraspecies%3D%26find_includeBasionymAuthors%3Dtrue%26find_modifiedSince%3D%26find_isIKRecord%3Dtrue%26find_species%3D%26output_format%3Dnormal

http://www.cactuspro.com/forum/read.php?1,404895,404900
現地株のオーラがただ事ではない感じ。
"truter i orum" じゃなくて truterorum が正しいんかな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

BOOK1 から引き続き気になったこと。

H. fluffa
IB13187 = MBB6910 の写真がおかしくない?
繊毛の生えたイザベレ様の草ハオだと思うんだけどデキピ系が載ってる。
MBB6914 も H. fluffa に纏められてるけど地域の纏まりのアレ?

やっぱり Breuer は H. pallida でなくて H. herbacea を使うみたい。
あと H. lapis になってるメンツにかなりビックラこいた。

【JDV97-074 Damplaas】が H. violacea ではなくて H. amethysta になってる。
ニシさんのとこのカタログや、奈良オクだと 【Trakaskuilen ( , S. Fort Beaufort) 】のヤツが H. amethysta となってるんだけどこの本では H. cyanea になってる。
種としては Breuer も受け入れてるけど基準として考えてる産地が微妙に違うとかそういうことなのかな???
俺のメモが古いだけ?

【MBB6938 Woedjieskoof, NE Uniondale】 も H. violetta じゃなくて H. incrassa 、【MBB6937 Vetvlei, N Uniondale】 も H. incrassa になってる。
うーん。
現段階の落とし所がこう、って感じなのかな?

【IB13189 PVB7040 H. setocula 】と、 【IB15485 PVB7040 H. teres 】ってどういうことなんだろう?
採集番号が同じで別種になるケースってあるんだろか?


新種というか新命名、裸名も新しいのがそこそこ載ってる一方、H. stayneri とか H. villosa は載ってないなあ。
H. suburalis とか個人的に良くわからん種なんかも載ってない。
ってことは受け入れてないのか。
H. cooperoides n.n. ?‘Murasame’? H. harryi


・・・そんな感じで新しくわかった種とか逆によくわからなくなった種とか色々出てきた感じで・・・かなり楽しいです。
読み込んでいくともっとたくさん疑問も出てくるだろうなぁ。
とにかく原種派にはオススメの本です。
載ってるナンバーで画像検索してみたり楽しいですよ。

予定では30種くらい新しく記載する本があと1冊出るらしいですよ。
間に合わなかった種の写真なんかも載るのかな。
ハオルシアやめるなんて話も見たけどその本で終わりなのかな?

--

冷凍のタイヤキって解凍しないでも食べれそう。
 

http://www.haworthia.net/

林博士から多肉植物写真集2巻の正誤表が掲載された。
おおー。
素人目にも戴けない感じだったからねぇ。
ガッツリ指摘されてますよ。
ありがたく本に書き込み。


http://1911.seesaa.net/article/184631108.html

ちなみにコレはオレが探してみた間違い探し。
打率イマイチ。
やっぱハオは難しいなぁ。


林博士の表で気になった点とか感想。

【P.36 下段左 ニグリカンス→ベンテリー H. venteri
これはビビった。ベンテリーってこんなノギノギのもあんの!?暫定ベンテリーでなくて?

http://desert-plants.blogspot.com/2009/11/haworthia-scottii.html

こんなんもあるからハオルシアは難しい。

【P.38 下段右 バチリス →? (すくなくともバチリスではない)】
これは H. heroldia だと思うだけどどうですか。

http://images.google.com/images?hl=ja&ie=sjis&oe=sjis&q=haworthia%20herold

【P.48 上段右 ヘルミアエ→ベネチア H. venetia
ベネチアには見えない・・・。 画像検索してもほとんど同じの出てくるしやっぱり H. bathylis だと思う。 P.38 のバチリスとヘルミアエで取り違えしてると思うんだよなー。Hankey のラベルが挿さってたってんならアレだけど。

http://images.google.com/images?q=haworthia+bathylis&hl=ja&inlang=ja&newwindow=1&safe=off&oe=Shift_JIS&tbm=isch&ei=aYfsTa2PDY2MvQP72vnCDw&sa=N&aq=f&aqi=&aql=&oq=

【P.48 下段中 ヘルバケア→オキシゴナ H. oxygona n.n. 】
格子模様が薄っすら見えたりするしやっぱこれも H. globifera だと思う。

【P.63 上段左 ハーリンギー→マキュラータ H. maculata
マキュラータってこんな白っぽくてトゲ窓のあんの?やっぱピクタ系とパリダの雑種に見える。一時期パッションサンプリングの『エメリアエ×ヘルバセア』でこんなんいっぱい売られてた。

P.52 のマルミもトゲトゲだし H. archeri だと思うんだよね。
THE GENUS HHAWROTHIA の写真も全く一緒。
「本文中で変種となっているものはすべて独立種。」って書いてあるけど P.50 の H. magnifica v. meiringii と P.51 の H. maraisii v. meiringii はどうなるんだろ?
P.51の Bonnievale っぽいほう?

雑種臭い斑入りのヤツどうするのかな?って思ったんだけどそのまま 学名+variegated にしてある。
宝草錦とか P.45上段中のコレクタ錦なんて思い切り雑種に見える。
オブツーサ錦系も H. obtusa variegated も H. obtusa って学名当ててある(ローマ字じゃない)。
黄金コレクタグループみたいな感じで Obutsūsa Nishiki Group みたいになると思った。
グリーンジェムもグループ名らしい。
総称というよりはこれは兄弟苗がグリーンジェムでいっぱい出回ってる的なニュアンスなんだろか?
H. crassa n.n. ‘●●’、 H. tricolor ‘●●’って H. crassaH. tricolor のみ、H. truncata とか H. picta 使わずに作られた的な書き方だけどそうなの?
んードクターがそう仰るならそうなんだろうけど。
この辺のは生殖的隔離が別種新種ウンヌンで〜、とかじゃなくて昔からの見た目でピクタ!玉扇!みたいな括りで練り練り作出されてるんだと思ってた。

Somerset のトゲトゲクーペリもいよいよ名前つくかな?と思ったけどまだだった。
三角窓で不規則葉脈だし H. dielsiana ってことはない・・・よね?
また更新があるかもしれんのでちょいちょいチェックしてる。

名前とかラベル表記って難しいね・・・。
ハオはまだ林博士とかいらっしゃってかなり全体的に意識が上がってきてるけどベンケーソー科なんかヒドイもんよ・・・。

*

「正誤表は国際のサイトにも載る」って書いてあってなかなか更新されんなーと思ってたら書籍のページに載ってた。
こういうのは個人的にはトップに載せるべきだと思うんだよね。
もう本買ったけど非会員でハオ協のサイト見てない人、とかこれだと気付き難いじゃない。
正しい情報は広めるべき。
ましてや科学的なアレなんだし。
植物の名前なんて数式じゃないんだから訂正なんて当たり前みたいなとこあると思うのよ。
基準な根拠もナシにコロコロしてるんならアレだけど訂正は恥でもなんでもなく真摯さと熱意のあらわれだと思うけどね。
 
オーラスはセダムとたまたま見つけたプレクトランサス。


■■■ GENUS: Sedum ■■■
個人的にあんまり詳しくはない属。
それでも「これクラッスラじゃね?」なブツが瞬間的に見つかるワケで。
前巻もそうだけど国際多肉は Cremnophila 属は使わないんだべな。
P.109 のマンネングサはこの辺ビミョーなの多すぎるのでスルー。
S. spathulifolium の原産地が東ヨーロッパになってるけど北アメリカの西海岸。
ついでに‘Aurora’のスペルが間違ってます。


Sedum sp. (P.108)
花も黄色だし S. treleasei っぽい。
ちなみに S. clavatum は白花。
1巻にトレレアセイ載ってるで・・・。

Sedum treleasei
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botspezies_seite_en.asp?main=184110&menu=1&bgt=cm&genus=SEDUM&gnr=1340

Sedum hintonii ‘Cashmere’ (P.108)
コレって新ヒントニーとか言われてる S. mocinianum らしいです。

Sedum mocinianum
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botspezies_seite_en.asp?main=184340&menu=1&bgt=cm&genus=SEDUM&gnr=1340

Sedum ‘Bromeana’ (P.108)
ボクはクラッスラからっきしですけどこれってペキュリアリスとかブロウメアナで出てるクラッスラと違いますの?
現在 Crassula brownianaC. browmeana でも引っ掛かるけどミススペル)は C. expansa subsp. fragilis になっておって、C. peculiaris ってのもちゃんとあります。
国内で出回ってるペキュリアリスもブロウメアナも同じモノっぽいですけど C. expansa subsp. fragilis なのか C. peculiaris なのかはちょっとわからんです。
C. expansaC. peculiaris も同じセクションな上に資料も全然足りない・見つからないんでその先はちょっとわからんです。
なんとなく C. expansa subsp. fragilis 優勢ではあるんだけど。

Sedum ‘Monaco’ (P.109)
毛が生えてて薄紫のセダムっつーと最初 S. versadense var. versadense (スプリングワンダー。 chontalense 関係は統合されました。)かと思ったんだけど違うわ。
蕾がセダムに見えんしコレ Aichryson tortuosum じゃね?
なーんか見たことあるなーと思ったら↓の2枚目の画像の感じだったわ。
なぜモナコ?

Aichryson tortuosum
http://crassulaceae.net/aichryson/126-photos/1061-aichryson-tortuosum-en-fr

Sedum hirsutum ssp. baeticum (P.109)
S. winkleri って呼ばれていたヤツ。
日本ではまだウィンクレリって呼んでる人のが多いべな。
屋外で栽培するとホコリやネコの毛みたいのを収集する便利な機能が備わってます。

Sedum sp. (白雲爪蓮華) (P.109)
Orostachys sp. でええと思うけど紙面スペースの関係?

Sedum sexangulare (コーラル・カーペット) (P.109)
この辺の雑魚セダムはよく知らんのだけどとりあえず写真自体は‘Coral Carpet’と呼ばれてるモノでいいのかな?
‘Coral Carpet’ は S. album のカルティバーとされてて、SEDUM SOCIETY の交換リストでもそうなってる。
‘Coral Carpet’は白花で色々な種類がある S. album もだいたい白花。
Sedum sexangulare は黄花で株自体も違う感じに見える。
なのでこの写真に表記するなら S. album ‘Coral Carpet’ じゃないかと思うんですよ。

Sedum album
http://botany.cz/cs/sedum-album/
Sedum sexangulare
http://botany.cz/cs/sedum-sexangulare/

Sedum sp. (グリーンセダム/詳細が不明のもの。P.109)
Crassula lactea とかその辺に似てると思うんでこれもクラッスラの予感。

Sedum tortuosum (P.110)
写真は S. torulosum が正しい。
S. tortuosum ってのもあるけどネ。
トルローサムは黄花で、トルツオサムは白花。
紛らわしいけどそのための図鑑であって欲しいですよ。
・・・って1巻P.98にはちゃんと S. torulosum で載ってるじゃねーか!

Sedum tortuosum
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botspezies_seite_en.asp?main=184070&menu=1&bgt=cm&genus=SEDUM&gnr=1340
Sedum torulosum
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botspezies_seite_en.asp?main=184100&menu=1&bgt=cm&genus=SEDUM&gnr=1340

Sedum traskii (P.110)
「新種」ということで載ってて、調べても何も分からなかったんだけどどう見てもパキ系の花なのよね。
P.107の Pachyphytum ‘Traskii’ とかなり似てるけど何かがごっちゃになってるような予感がするけどよくわからん。
ホントにまんまこういう新種なんだろか?
ちょっと考え難いな。
Trask さんって人はベンケーソー関係では Dudleya traskiae ってのがあるけど写真のモノとは全然似てない。
Aloe traskii ってのがあるんだけどまた別の関係ない隣の鉢のラベルが刺さってたとかソレ系の間違いなのかも?
ワケわかりません。

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■■■ GENUS: Plectranthus ■■■
くっさいくっさいシソ科の多肉はこちら。つ〜ん。
資料が見つからないし現物は殆ど見たことないんで難しい。


Plectranthus prostratus (P.171)
えーっと、「1巻P.174参照」ってなっておって1巻・2巻ともにグチャグチャになっております。
1巻の P. pentheri のとこに載ってる写真が P. prostratus です。
ではこの写真のプックリしたヤツは何かってことになるんですが P. pentheri ではない感じ。
これは P. socotranus ・・・かな?

Plectranthus socotranus
http://www.huntington.org/BotanicalDiv/ISI2002/isi/2002-37.html
http://davesgarden.com/guides/pf/showimage/35893/


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ボクはハオルチャとベンケーソー科の一部くらいしかわからないんですけどだいたいこんな感じです。
もちろんこの中にも間違いはあるかもしれないワケですが写真集の記載よりは正しいモノが多いハズ。
本全体だとどのくらい間違いがあるんだろうか。
単純な写真テンコシャンコ状態のもあるとこを見ると全体的に結構ありそうだけど。
本に間違いは付き物ですがエケ・セダム辺りはかなりイイカゲンな表記のモノもあったりしてちょっといかんかなと思います。

この感じだと色んな人に結構ツッコまれてると思うんだけど訂正表みたいの出ないのかな?
1巻もないっぽいからそういうのないのかな。
ペーパーメディアじゃなくてもサイトに載せるとか。
重版分があれば直るのかな?
1巻の分の間違い探しも書き直したいとこあるしリファインしよーかな。
カランコエとかクラッスラとか残りのベンケーソー科も気が向いたら勉強を兼ねて間違い探ししようかな。


この本は SEDUM SOCIETY のレイ・ステファンソンさんが書いてるみたいなんで最近気になってる。
セダムって纏まった資料がネット上には少ないのよね。

Sedum: Cultivated Stonecrops
Sedum: Cultivated Stonecrops
 
本日はグラプトペタルム、モナンテス、パキフィツム、ロスラリア。


■■■ GENUS: Graptopetalum ■■■
5枚しかなくてプト好きとしては不満だけど元から少ない属なんでしゃーない。
属間なら結構映えるモノあるんだけどなー。
マーガレットレッピンとかあるやん。
あーでも結局エケベのページに載せられそう。


Graptopetalum pentandrum (P.102)
恐らくコレも大きさ・色・ロゼット具合からすると G. superbum
ていうか見た感じがまんま G. superbum

Graptopetalum pentandrum
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botspezies_seite_en.asp?main=110280&menu=1&bgt=cm&genus=GRAPTOPETALUM&gnr=1620

Graptopetalum בSilver Star’ (P.102)
×Graptoveria ‘Silver Star’。
エケベリアとの雑種ってわかってるなら ×Graptoveria と表記すればええのに。
よくわからんけど属間雑種は使いたくないんだろか。

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■■■ GENUS: Monanthes ■■■
一個だけ掲載。


Monanthes subcrassicaule (P.105)
とりあえずモナンテスちゃんはレディなんで M. subcrassicaulis
M. sabcrassicaulis はEggli博士によると現在 M. muralis のシノニムになっておる。
注釈で「M. polyphylla に似るが、よりコンパクト」と書かれてる。
何やら『M. polyphylla に似た M. subcrassicaulis っていう種があるよん』っていうのはかなり古いアレらしい。
誰が書いたかは知らんけど最近(それなりかも)は『M. subcrassicaulis ってのは M. polyphylla subsp. amydros か、M. muralis の雑種かも』なんてアレもあったりなんかしてワケがわかりません。
そうなると写真で何か判定しようと思うワケですが、とりあえず M. muralis でないことは一目瞭然。
しかしながらモナンテスはあんま詳しくはなくて、しかも写真が「ポリフィラっぽく見えないしむしろポリフィラより全然葉っぱ大きくね?」ってな感じでさっぱりチンプンカンプン。
単頭で写ってるんでどんな感じに群生するのかもわからずモナンテス素人には葉っぱに丸っこさから M. pallens にも見えちゃったりなんかもしたりして。
現物もポリフィラに近いんなら M. polyphylla subsp. amydros なんじゃないんですかね?
もうよくわからんです。

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■■■ GENUS: Pachyphytum ■■■
パキベリアという単語は2巻通算ついに出てきませんでした。


Pachyphytum ‘Azuma-bijin’ variegated (P.106)
どっちかっつーと見返り美人錦のが通りやすいかも。
東美人だ京美人だ見返り美人だ、この辺は出荷元によって変わるんでその辺は水掛け論になるんでどうでもええです。
見返り美人に関しては×Pachyveria ‘Guichnettii’、×P. ‘Marvella’とかが似てますけどちょっとお手上げ。
古〜い P. bracteosum 系のパキベリアじゃないかなと思います。

Pachyphytum hookeri variegated (P.107)
第一巻と同じモノの斑入りなら P. compactum のグリーンなフォームの斑入りだと思われますよ。
http://crassulaceae.net/forum/viewtopic.php?id=1239

Pachyphytum ‘Traskii’ (P.107)
これも恐らくパキベリア。
トラッキーなら甲子園にいるけどトラスキーってのは初めて聞いた。
『ルズビィ』とかで出てるモノに似てる。
すなわち E. derenbergiiP. oviferum 系のパキベリアと思われるのですがこの辺りはメチャむずいです。
‘Muelleri’が第一候補に当たると思うんですけど‘Calypso’(sensu ICN =‘Elaine Reinelt’/あいりんらいんわるてぃ)、‘White Nun’とかこの辺はもうどうしようもない感じです。
(『アイリン』と『ルズビィ』で出てるモノは一応全く同じモノではないみたいで、『ルズビィ』のほうが丸っこい。『ピーチガール』とかで出てるのは『アイリン』とたぶん同じ。)
組み合わせ的にもベタだしいつ誰がこんな感じの雑種作ってても不思議じゃないし、兄弟苗が選抜されずに出回っててもおかしくない。
↓のセダムトラスキーに続く。

Pachyphytum בGlossoides’ (P.107)
×Pachyveria ‘Clavifolia’っぽい。
ICNで ×P. ‘Amphitryon’ としているモノもそっくり。
http://crassulaceae.net/xpachyveriamenu/55-cultivars/554-xpachyveria-amphitryon-engl
‘Clavifolia’ と ‘Amphitryon’ はソックリだけど花がそれなりに違うみたい。
この辺りの古〜いパキベリアは文章でしか記録がなかったり、荒い白黒写真しか残ってない場合が多いので非常に難しいっす。
‘Glossoides’は特にメンドクサイものの一つなので結構アタリだったりする可能性が無きにしも非ずかもしれない。
個人的な予想では‘Clavifolia’。

Pachyphytum בFriede’ (P.107)
フライドとか書かれてることが多かったのに漸くフリーデと書かれるようになってきたか、と思ったら「P. glutinicaule × oviferum のパキフィツム」ですと。
確かにケッペルが Pachyphytum ‘Friede’として書いてしまったブツなんですが実際のところは W. Mueller の ×Pachyveria ‘Pfitzeri’ ( Pachyphytum oviferum × Echeveria elegans ) が正着かと思われますです。

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■■■ GENUS: Rosularia ■■■
1種だけ。
カナがロズラリアになってるけど濁らない予感。


Rosularia sempervivum (P.107)
R. sempervivum は subsp. glaucophylla くらいしかお目に掛かれないけどたぶん全体的に葉っぱ大きめで緩めのロゼットっぽいんで怪しい感じがする。
写真が引きなのでロスラリア素人には全く判断つかんです。
R. lineata とか Prometheum aizoon ( R. pallida ) とかその辺?


Figma トラッキー ホームVer.
Figma トラッキー ホームVer.
 
本日は皆さん大好きエケベリア。


■■■ GENUS: Echeveria ■■■
買ってすぐ見たのがアエオのページだったんで「イケるやん!」って思ったんだけどエケベのページ見てぐったり。
雑なミスも多い。
大型フリル系は色々と面倒なんでパスするけどだいたい合ってるような雰囲気。
交配種の解説に『 E. subrigida って書かれてるけど事実上 E. cante のことだろうね』な間違いが引き継がれてしまってる。
忠実と言えば忠実だけど。


Echeveria sp. (P.95)
E. cante と違うの?
カンテじゃないにしても、注釈にある「セクンダに近い種」ってのはちょっとなぁ。

E. atropurpurea (P.96)
とりあえず E. atropurpurea ではないと思われるんだけど、何かと言われるとちょっと厳しい。
顔付き的に原種だと思うんだけど E. trianthia より E. humilis のほうが緩めのロゼットで近いかな?
このテの顔のは難しい。
花が見れれば或いは。

Echeveria humilis
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botspezies_seite_en.asp?main=121570&menu=1&bgt=cm&genus=ECHEVERIA&gnr=1610
Echeveria trianthia
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botspezies_seite_en.asp?main=123420&menu=1&bgt=cm&genus=ECHEVERIA&gnr=1610

Echeveria fimbriata (P.97)
全然違くて見た瞬間吹いた。
写真のブツは×Pachyveria ‘Albocarinata’(‘Scheideckeri’ monst.) とかそういうアレ。
花立田とか立田錦とかそういうヤツですわな。
原種どころか全然関係ない属間雑種のモンスト。
たまに「ファインブリアツム」みたいな名前で‘Bradburyana’が売ってるの思い出した。
センペルか何かのラベルが刺さったんだろうネ。

Echeveria fimbriata
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botspezies_seite_en.asp?main=121010&menu=1&bgt=cm&genus=ECHEVERIA&gnr=1610

Echeveria gigantea (P.97) 、E. gigantea ‘Scott Haselton’ (P.97)、E. ‘Julia’ (P.101)
‘Scott Haselton’で載ってるモノは‘Scott Haselton’には見えんなぁ。
というかこれギアンテアなの?
E. rubromarginata っぽい質感に見えるけど分厚いなぁ。
全然わからん。
‘Julia’は聞いた話では E. gigantea 自体の実生で、カンテが掛かってるとかそういう話は聞いたことない。
「波打つのを‘Julia’って言う」みたいな感じのことも聞いたんで載ってるモノはそんなに‘Julia’って感じでもないかな。
むしろ‘Scott Haselton’がこんな感じ(写真自体はスコットではなさそうだけど)。
E. gigantea で載ってるモノ、これあんまり所謂ギガンテアっぽくない。
もしかしたらちょっと前に「サブリギダで出回ったけど実はギガンテアとの雑種でした」的なアレかも。
‘Julia’の説明とかと色々ゴッチャになってる的な予感もする。
でも「Cuernavaca産のギガンテア」ってヤツは結構サブリギダっぽい顔ではあるんだよね。
ギガンテア系は詳しい人に訊いてみてください。
エケベもハオルスみたいに産地つき原種で扱う時代が来かかってる・・・ような気がするけど一般化はしない予感。
ジュリアもホントはジョン・レノンの息子だか桑田佳祐の曲名だかで最初はジュリアンだったとかナントカ・・・。

Echeveria ‘Grapes Galove’ (P.98)
まず v と r を間違えていて、ホントは‘Grapes Galore’・・・なんだけどそれは全く別のエケベの名前、と教えていただきました。
これは自分じゃ気付かなかっただろうし、気付いてもノーヒントだと色々と厳しかっただろうから感謝です。
写真の毛ベリア錦は『シルク』とかそんな名前で出てるヤツとかそんなアレらしいです。
何の斑入りかは知らんです。
こういうのを目の当たりにすると今度から手書きラベルは大文字で書くようにしようかなと思ってみたり。
↓にセトピアの項も参照。

Echeveria ‘Fukushow nisiki’ (P.98)
台湾で出た花筏の斑入りを福祥錦と言う、らしいです。
ローマ字の決まりはヘボン式とか外務省ヘボン式とか日本式とか色々あるみたいだけど ‘Fukusho(u)-nisiki’ じゃいかんのか?
Fukushow はなかなか違和感が。

Echeveria ‘Jocelyn's Joy’ (P.98)
ECHEVERIA CULTIVARS などでも E. gibbiflora ‘Violescens’ とされているんだけどICNでは花の形状からパキベリアとしている。
確かにエケベリアでもギビフロラの花でもないわね。
http://crassulaceae.net/xpachyveriamenu/55-cultivars/1073-xpachyveria-myrtilla-en-kr
ちなみに‘Chunky’もパキベリア容疑者。
http://crassulaceae.net/xpachyveriamenu/86-photos/1081-xpachyveria-chunky-en-fr

Echeveria lauii (P.98)
E. laui
“ i ” が一個多いミススペル。

Echeveria mexicensis (P.98)
だ か ら E. mexicensis はアカンと言うておろうが!
葉っぱビヨってるけど E. cuspidata var. zaragozae で良さそうかな。
花も野ばらの精みたいにデレンベルギー系ではない完全クスピダータな感じだし。
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botspezies_seite_en.asp?main=120803&menu=1&bgt=cm&genus=ECHEVERIA&gnr=1610
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botanzeige_scan_en.asp?gnr=1610&scan=120800-1&cat=1&name=Echeveria
余談だけど最近『赤爪ザラゴーサ』なるモノが出てくるようになりましたがこれはただの野ばらの精では?
それ以前からよくごっちゃになってザラゴーサで野ばらが出てるけどね。
「へぇーザラゴーサには赤爪と黒爪があるんだー」みたいなミスリードを引き起こさせるあたりが恐ろしい。
野ばらの精は E. cuspidata var. zaragozae に比べて爪が赤くて細い・弱い以外に、デレンベルギーの交配種なので花で割りと簡単に見分けられます。
むしろ花で確認取るべき。
http://1911.up.seesaa.net/image/1911-2009-05-05T20:40:28-1.jpg
これ野ばらなんだけど、角張った寸胴体型で花の入り口が大きい(つまりデレンベルギーっぽい)。
野ばらとかにも使われたと思われる「ザラゴーサノバ」ってヤツが何気に不思議なヤツなんだけど長くなるのでまた今度。

Echeveria ‘Prigla Monst’ (P.99)
ハイ出たー‘Culibra’のミスラベル。
『クリプラ(KURIPURA)』になってるのは良くあったけどいつのまにかプリグラですよ。
いよいよ原型がなくなってきた。
スペルもテキトーに当ててる臭い。
『デコラ錦』とか『クリプラモンスト』とかよくラベルに刺さってますが『斑が入ってるから‘Decora’』、『モンストしてるから‘Culibra’』、なので錦とかモンストとか要らないです。

Echeveria ‘Pink Frills’ (P.99)
む、これは最近『レッドシャビアナ』とかで売ってたりもするヤツかな?
よくわからんのですが ‘Pink Frills’ といえば E. shaviana のセレクト個体しか見つからないんで他に名前ありそう。
ちょっと今は総当りで調べる気になれんです。
‘Paited Frills’(『あずき』に改竄されてる模様)にちょっと似てるよねー。

Echeveria pullvinata ‘Frosty’ (P.99)
E. pulvinata ‘Frosty’。
“ L ” が一個多いミススペル。

Echeveria ‘Rippling Water’ (P.99)
‘Rippling Waters’。
日本の図鑑やらラベルは複数形の -s が削られてることが多いです。

Echeveria rodolfi (P.100)
合ってる感じではあるんですが似たような銀色エケベがあるんで注意したいとこ。
紛らわしい上にそれぞれの種に顔の幅があるんで花と睨めっこになるんでしょうか。
Echeveria bifida
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botspezies_seite_en.asp?main=120440&menu=1&bgt=cm&genus=ECHEVERIA&gnr=1610
Echeveria lyonsii
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botspezies_seite_en.asp?main=123920&menu=1&bgt=cm&genus=ECHEVERIA&gnr=1610

Echeveria ‘Setopia’ (P.100)
見た瞬間吹いたシリーズ2。
全然別物。
リアルセトピアは E. peacockii ‘Desmetiana’× setosa v. minor ‘Aoi-nagisa’。
葉の裏が赤くなる選抜?個体(ついでに気持ち大型な気がする)を『青い渚』と区別するらしいですよ。
http://www.cactusosada.com/index/2009/09/post-b767-1.html
写真の茶色いのは何だろ?
‘Fireball’かなとか思ったけどもしかしてこっちが‘Grapes Galore’?
http://www.cactusosada.com/index/2009/08/post-3240.html
五反田で聞いたような気がするんだけど色々話してて忘れちゃった。

Echeveria secunda (P.100)
E. glauca とされていた種。」とコメントされておって、確かに E. glauca というのは E. secunda のシノニムですがどう見ても E. peacockii
花がセクンダだったら土下座します、それぐらい孔雀さん。
最近たまに E. peacockii にしか見えないモノが E. glauca の実生として出回ってますが、恐らく『海外から E. glauca の種子として輸入して蒔いた』ってことなんでしょう。
カクタスカウンセリングが必要かと思います。
どの時点で種子の取り違えが起きたのか知らんけど詳しい方に伺ったところ海外の種子は管理が結構アレらしいです。

Echeveria subcorymbosa Lau30 (P.100)
一時期『エクスパルチカ』という名前で出回っていたモノ。
これはアビーガーデンが『 E. expatriata 』とラベルを間違って繁殖してしまったためだと考えられる。
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botanzeige_scan_en.asp?gnr=1610&scan=123270&cat=7&name=Echeveria?subcorymbosa
画像3枚目の下辺り。
エクスパトリアータは雑種だろうってことで今は ×Cremneria ‘Expatriata’ になってる。

Echeveria ‘Ibesy’(イベシィ) (P.101)
「属間の交配種。多分、×Graptoveria ‘Fred Ives’」と注釈。
だったらプトのページに載せろとか『イベシィ』から来てるとしてもせめて‘Ivesii’だろとかツッコミどころの塊。
て言うか×G. ‘Fred Ives’ は全然似てない。
http://crassulaceae.net/xGraptoveriamenu/98-photos/615-x-graptoveria-fred-ives-photos
ジャパンでは「イベーシー」とか「ダスティー」で売ってる感じ。
写真のブツは Echeveria ‘Patina’っぽいかな。
http://crassulaceae.net/echeveriamenu/89-photos/952-echeveria-patina-ph
個人的に一番テキトーだなーって思った項。

Echeveria ‘Hatsukoi-nisiki’ (P.101)
×Graptoveria ‘Douglas Huth’ variegated 。
http://crassulaceae.net/xGraptoveriamenu/98-photos/693-xgraptoveria-douglas-huth-photos
1巻の白牡丹といいグラプトベリアは2巻通じて報われない感じ。

Echeveria walpoleana (P.101)
こういう紫茶色系で葉っぱの中心に溝が入るタイプは凄く難しいんですけどワルポレアナは微妙。
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botspezies_seite_en.asp?main=123490&menu=1&bgt=cm&genus=ECHEVERIA&gnr=1610
個人的には E. racemosa の1タイプでないかと思いますけど難しいっすね。
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botanzeige_scan_en.asp?gnr=1610&scan=122730-1&cat=6&name=Echeveria
下のスケッチ似てない?
ちなみに新年会会場では某店でこれが E. atropurpurea で売ってました。
茎立ちすればアトロかもだけどどうかなー?
たぶんペタンコのまま E. racemosa じゃないかと予想。

Echeveria ‘Yamato-no-mai’(大和の舞) (P.101)
見た瞬間吹いたシリーズ3。
大和でも舞でもネェ!
大和の舞というのは大和錦と花舞笠(‘Curly Locks’)の結構古い交配種。
写真のツンツン植物は E. unguiculata かな?
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botspezies_seite_en.asp?main=123690&menu=1&bgt=cm&genus=ECHEVERIA&gnr=1610
http://www.crassulaceae.com/botanik/pflanzen/botanzeige_scan_en.asp?gnr=1610&scan=123690&cat=8&name=Echeveria?unguiculata
『ミクイアナ』とかいうラベルで売ってたりすることがあるのはたぶん3つ目に採集された産地が Miquihuana だから。
Echeveria sp. , Miquihuana 』と『ミクイアナ』じゃ情報量が雲泥の差よ。
『パルメソラ』の件もそうだけどカタカナ1単語でラベル書くのホントよくない。

Echeveria × ‘Zahnii’ (P.101)
「斑の入った優雅な園芸種」と注釈。
「‘Hoveyi’(花車)の斑が抜けたモノを‘Zahnii’と言う by ケッペル」なのでこれはトンチンカン。
しかも写真は七変化と思われます。
それなりに調べたんですが七変化は‘Hoveyi’の枝変わりとかではなさそうな、全く別の植物っぽいので‘Sichihenge’とかでええと思います(つまり七変化の斑抜けを‘Zahnii’というのも間違い)。
第一巻の花車の項もドイヒーだったけどもうちょいなんとかならんかね。

ザ・ビートルズ・ボックス
ザ・ビートルズ・ボックス
 
本日はアエオニウム、アイクリソン、ダドレアとなっております。


■■■ GENUS: Aeonium ■■■
意外と間違いは少なかった・・・っていうのも失礼な話だ。
ベンケーソー科の中では割りとイイ線。
しかしワタクシ、アエオはちょいと詳しめなんだわねー。


Aeonium arborescens (P.85)
すぐ左は A. arboreum ってちゃんとなってるのに。
A. arboreum 自体についてのは色々なアレは超面倒なので A. arboreum でええです。

Aeonium arboreum var. holochrysum (P.85)
このマダラ黒法師的なモノは結構意見が分かれるんだけど var. holochrysum にしてあるのはなかなか無難にしたなという感じ。
var. rubrolineatum とかで来るかと思ったけど Eggli 博士とかは認めてないからなぁ。

Aeonium arboreum variegated (P.85)
A. ‘Zwartkop’ variegated のほうがベターかな。

Aeonium castello-paivae variegated (P.86)
合ってるけど「愛染錦、‘Suncup’ 等の名前もある」みたいな注釈が欲しかった。
カスティーヨ錦、‘Suncup’、‘Harry Mak’の輸入!とか煽って売られてても結局愛染錦と同じモノなんで買わないほうがええです。
「愛染錦はドメスティキュムフォーマバリエガタだー」なんて人は情弱。

Aeonium dodrantale (P.86)
Eggli 博士なんかは A. aureum の顔違いで扱うんだけど「わかりやすい分類」を採用しているらしい。
そんなことより完全休眠状態だからよくわからんけど写真ちょっと A. aureum っぽくない?
あんま仔吹きしてないし。
ドドちゃんついでに言い訳させて戴くと以前「ドドランじゃなくてドドレンだよ。A. aureum ‘Dodrentale’。」と書いたのですがどうも本によって違うみたいなのです。
アエオ本や、EUの専門家っぽい人たちはだいたいDODRENで、 Eggli 博士とかはDODRAN。
形容詞としてはAが正しいスペルみたいなんだけど、何故にこんなにEが多いのか。
記載の時点でミススペルとかがあったけどそのままになってしまったとかそんなんでしょーか。
わかりまへん。

Aeonium spathulatum (P.87)
こりゃあ A. lindleyi var. viscatum やね。

Aeonium leucoblepharum (P.87)
この種はなんかよくわからんけど顔が色々あって、写真集に掲載されてるのは小型でタンニンストライプの入る海外では割りとメジャーなヤツ。
日本では真緑で大きいフォームのが最近たまに売られてる。
ドレスデン大学には葉先の丸い達磨タイプまである。
怪しいよね。

Aeonium tabliforme (P.87)
A. tabuliforme
“ U ” が足りないミススペル。
エゲレス語の table (卓)ではなくてラテン語の tabula (板)かね。
1巻にも載っててそっちはスペル合ってるのに。
この写真のおっちゃん誰?

Aeonium × ‘Cashmere Violet’ (P.87)
カシミアバイオレット(和名・商品名みたいなもん)で流通しているモノの本来の名前は‘Velour’(‘Blushing Beauty’ではないと思う。)。
作出国がドイツになってるけど Jack Catlin の作出なんでステイツ(キャナダ?)にするべき。
確かドイツから会長が持ってきたとかそんなアレだったかな?
ついでにカシミアブラックで売られているモノは詳しくは現在検証中なんですが A. canariense が掛かった交配種ではないんで、‘Velour’とは全然似てないです。

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■■■ GENUS: Aichryson ■■■
日本では一部のモノ以外実物に触れる機会がないんで結構難しい属。


Aichryson bethencourtianum variegated (P.88)
お、 Ai. ‘Aizoides’ varigated (Ai. punctatum × tortuosum , syn. Ai. ‘Abbey Brook’/いわゆる『アイクリソン錦』)っぽく見えない写真。
アイゾイデスじゃないとしてもベテンコなのか?って気もする。
葉っぱ大きめで厚く見えるし Ai. tortuosum の可能性もない?
幅13cmってことは3号鉢からちょいはみ出してこんな感じかぁ。
やっぱコレ系では珍しい斑入りだし Ai. ‘Aizoides’ varigated っぽい気がするなぁ。
‘Aizoides’(‘Domesticum’とも書かれてたりする) はよく Aeonium ‘Ballerina’ (富士の白雪とかそんなん)とごっちゃになってますがこっちは別の雑種アエオの斑入り。
Ai. bethencourtianumAi. ‘Aizoides’(つまるところアイクリソン錦の斑抜け)が出回ってることもある。
大きめで毛の少ないヤツがそう。

Aichryson ‘Aizoides’(2枚目以降は‘Ballerina’の斑抜けなので間違い)
http://crassulaceae.net/aichryson/126-photos/1063-aichryson-xaizoides-en-fr
Aichryson bethencourtianum
http://crassulaceae.net/aichryson/126-photos/1053-aichryson-bethencourtianum
Aichryson tortuosum
http://crassulaceae.net/aichryson/126-photos/1061-aichryson-tortuosum-en-fr

Aichryson punctatum (P.88)
この写真だけだと微妙なとこだけど個人的には Ai. laxum だと思われますよ。
花弁の幅が狭くて葉っぱの毛が濃いっぽく見えるし。
あと、日本でもちょいちょい出回ってるし。
http://1911.up.seesaa.net/image/1911-2010-05-21T19:08:11-1.jpg
これね。

Aichryson punctatum
http://crassulaceae.net/aichryson/126-photos/1060-aichryson-punctatum-en-fr
Aichryson laxum
http://crassulaceae.net/aichryson/126-photos/1057-aichryson-laxum-en-fr

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■■■ GENUS: Dudleya ■■■
全然詳しくないんだけど一応間違い見つけたんで。
アリゾニカ欲しいなぁ。


Dudleya saxosa ssp. collomiae (P.94 右下)
これ D. pulverulenta subsp. arizonica やね。
右上の写真がコロミアエかな。


Succulent Flora of Southern Africa
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